ローマがU-23スペイン代表DFプビル獲得狙う…オーナー同士の良好な関係が突破口に?
ローマがアルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)の獲得に動いている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 デンマーク代表DFラスムス・クリステンセンの退団に加え、元オランダ代表DFリック・カルスドルプの放出も既定路線となっているローマ。 今夏の移籍市場ではイタリア代表DFラウル・ベッラノーバを右サイドバック補強のトップターゲットに定めていたが、トリノが要求する高額の移籍金の支払いに二の足を踏んで交渉をストップしている。 そんななか以前から関心を示していたU-23スペイン代表DFへの関心をより強めているようだ。 レバンテでプロキャリアをスタートしたプビルは190㎝の大型サイドバック。昨夏加入したアルメリアではヒザのケガでシーズン前半戦をほぼ棒に振ったなか、ラ・リーガ23試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。チームはセグンダ降格となったが、個人としては安定したパフォーマンスで評価を高めた。 そして、現在開催中のパリ・オリンピックではU-23スペイン代表の一員として3試合に出場。初戦のウズベキスタン戦では1ゴールも記録している。 アルメリアを率いるルビ監督は1年でのプリメーラ復帰を目指すなかでプビルを重要な戦力とみなしており、クラブ間での交渉は難航が予想される。 ただ、アルメリアのオーナーであるトゥルキ・アル・アルシャイク氏は、ローマの胸スポンサーである『リヤド・シーズン』との契約締結時から良好な関係を築いており、その関係性が交渉の突破口となる可能性があるという。 なお、パリ五輪後に自身の去就を決断するとみられるプビルの移籍金は1800万~2000万ユーロ(約28億1000万~31億3000万円)程度に設定されている。
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