黄金色の「X」 人気の紅葉スポット、地上からは見えない景色
佐久市新子田(あらこだ)の独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場で、葉を黄色に染めたカラマツ並木が見頃を迎えている。15日夕に上空から撮影すると、夕日に照らされてだいだい色に見え、晩秋のもの悲しい光景を映し出した。 【動画】夕日に照らされたカラマツ並木。紅葉の人気スポットで地上からは見えない美しい姿を捉えた
同支場によると、カラマツ並木は牧草など飼料作物の種子を生産する農地の防風林。約100ヘクタールの牧場内で、南北約900メートル、東西約700メートルの2列が交差するように植えられている。葉の黄色は、このところの冷え込みで一気に深まったという。
夫婦で散策に訪れた近くの土屋晴夫さん(72)は「カラマツの色づきもぐっと良くなり、冬が近づいてきているなと感じます」。並木道は雄大な北海道のような風景が広がる場所としても知られ、人気の紅葉スポットになっている。