【RIZIN】佐藤将光が〝いぶし銀〟の技術で牛久絢太郎に判定勝利
2024年9月29日(日)『RIZIN.48』がさいたまスーパーアリーナで開催された。 【写真】技術の高さを見せた佐藤将光がフルマークの判定勝ち 太田忍に2023年10月に完封勝利している佐藤将光が、2024年3月の井上直樹戦の判定負けからの再起戦で、元フェザー級王者の牛久絢太郎と対戦する。「ニワカ(俄)か、ニワカじゃないかのセンターライン」の佐藤将光は、牛久も下して再び王座戦線に名乗りをあげて、ニワカも格闘技ファンにさせるか。 牛久はバンタム級転向2戦目。2023年9月にフェザー級で萩原京平に判定勝ちも、2024年4月の『RIZIN.46』からバンタム級に転向し、グレコレスラーの太田忍にテイクダウンを奪われ判定負け。ATT合宿の成果を見せることができるか。 ▼第6試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R ×牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)60.85kg [判定3-0] 〇佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)60.95kg 1R、サウスポー構えの牛久にオーソの佐藤はスイッチして足を入れ替えも。佐藤の右ヒザに左を合わせに行く牛久。オーソにする牛久。佐藤は走り込みながら右を振る。その入るに左フックは牛久。スイッチする牛久はサウスポー構えに戻すと右サイドキックは佐藤。 牛久はヒザ蹴りから前に出るが、組んだ佐藤はコーナーに押し込みヴァレリーキック。体を入れ替えた牛久に佐藤はボディロックからザバ折りの佐藤! しかしここを残した牛久。 佐藤はコーナーに押し込みながらも細かいヒザ。右を深く差して右ヒジを打ち込む牛久! バッククリンチも佐藤が離れてゴング。 2R、近づきバックヒジの牛久。さらに右を突いてコーナーに押し込む牛久。コーナー背にする佐藤は、左小手に肩パンチ、ヴァレリーキックも、押し込む牛久は右で差して左ヒジ。ブレーク。 詰める佐藤のはダブルレッグへ。ここも差し上げた牛久。四つに組む佐藤がロープ背に。細かい蹴りもブレーク。 サウスポー構えから左ボディストレートを突く牛久に、佐藤は跳びヒザから組んで四つで小外がけも、コーナー背に崩れない牛久は脇を潜りボディロック。しかし背後の牛久にヘッドロック気味に右のパンチの佐藤。 押し返し右で差して右ヒザ、右のヴァレリーキックを腿に突き、肩パンチを入れる佐藤。牛久はコーナーに押し込まれたままゴング。 3R、佐藤の右ハイに、右ボディは牛久。佐藤はかけ蹴り。離れた牛久は左フック。佐藤も右ストレートを突きながら組みに。右前蹴りからの押し込みに牛久は切って左ストレート。左前蹴り。 しかし近づくとダーティボクシングは佐藤! 体を入れ変えた牛久の跳びヒザをかわした佐藤はワンツーをから組んでボディロックから小外がけ狙い。 そこに正対してきた牛久に佐藤は左のギロチンチョーク! コーナー際で背中を伸ばせない佐藤。首を抜いた牛久は立ち際の佐藤にボディロック。しかしここも巧みに正対した佐藤。 ワンツーを突く牛久に、佐藤も右跳びヒザ。牛久も左フック、バックヒジを繰り出しゴング。 判定は3-0で佐藤が勝利。スタンドも組みもいぶし銀の戦いで牛久に反撃を許さず。攻勢に立って判定勝ち。井上直樹戦の判定勝ちから再起した。
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