３区で日本歴代最高記録を叩き出した太田。写真：JMPA

「第100回箱根駅伝」の往路は、２日午前８時にスタート。コースは東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの５区間107.5キロで、23チームにより争われている。 　３区で青山学院大の“駅伝男”で知られる太田蒼生が驚異の日本歴代最高記録を叩き出した。トップ駒澤大がと22秒差の２位で戸塚中継所で襷を受けると前半の下りを利用し、前との差を一気に詰めた。７キロ過ぎに佐藤圭汰の背中を捉えるとシーソーゲームを繰り広げ、18キロ付近でラストスパートを仕掛けた。学生最強とも称される佐藤を置き去りにし、59分47秒で４区の佐藤一世へ襷を繋いだ。 　 　イェゴン・ヴィンセントに次ぐ日本人歴代最高記録で区間賞を獲得した太田の走りにSNSは大盛り上がりを見せる。「いつのまに青山学院はヴィンセント作り上げたんだ…」「ヴィンセントを彷彿させる走り」「太田やばすぎるやろ」「あの鮮明に記憶に残るヴィンセント選手に迫るタイム！凄い」「青学太田くんヴィンセント級の記録だな」と驚きの声が沸いた。 　レースは４区に入り、依然青学大がトップで進めている。 構成●THE DIGEST編集部