今永昇太、6回3失点の力投も8勝目ならず…5回まで1失点も6回に痛恨の逆転被弾
◆ 鈴木誠也は5回の第3打席まで3打数無安打 カブスの今永昇太投手(30)が3日(日本時間4日)、本拠地リグリー・フィールドでのフィリーズ戦に先発登板。6回3失点の力投も1点ビハインドの7回から救援陣にマウンドを譲り、今季8勝目はお預けとなった。 初回は先頭のストットに四球を与えたものの、続く2番・ターナーを空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリ。2回も先頭の5番・ソーサを三塁内野安打で出塁させたが、続くメリフィールドを三ゴロ併殺に仕留めるなどゼロを並べた。 味方打線が1点を先制した直後の3回表、一死一塁で9番・マルシャンに同点のソロ被弾。カウント1-1後のカットボールを左中間席中段に運ばれた。それでも、4回以降は再び要所を締め5回まで最少失点。味方打線が再び2-1と勝ち越し8勝目の権利を得た。 しかし1点リードで迎えた6回、先頭のターナーをボテボテの三塁内野安打で出塁させると、続く3番・ボームに痛恨の逆転2ラン被弾。1ストライク後の89.4マイル(約144キロ)の低め直球を左中間席に運ばれ、痛打された瞬間に天を仰ぎ悔しがった。 今永は6回86球、2被弾含む6安打3失点、8奪三振1四球の内容で降板。防御率は3.16となり、これで3戦連続未勝利となった。 「4番・指名打者」でスタメン出場している鈴木誠也は、フィリーズのエース右腕・ウィラーの前に5回の第3打席まで3打数無安打。二死二塁の好機だった5回の第3打席は空振り三振に倒れ、力投する今永を援護できなかった。
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