松本人志の代理人弁護士 会見の実施を否定「控えざるを得ません」 臆測発言に注意喚起も
ダウンタウン・松本人志が「週刊文春」の記事で名誉を傷つけられたとして発行元の文芸春秋などを訴えていた訴訟の代理人弁護士が15日、事務所の公式サイトで声明を発表。報道関係者から記者会見の要望が寄せられていると明かした上で、会見の開催を否定した。 【写真】文春裁判「終結」を発表した松本人志のコメント サイトでは、松本の代理人を務めた田代政弘氏らの連名で、報道関係者へ向けての声明を公開。「多くの報道関係者から松本氏の記者会見の実施予定等について問い合わせをいただいております」としつつ、「本件に関して、すでに公表済みのコメント以外の情報発信を行うことは、関係者との協議及びその結果の趣旨・内容に鑑み控えざるを得ません」と会見を行わない意向を示した。 さらに、「訴訟関係者の同意の上で終了した私人間の民事的な案件について、訴訟追行の方針を含め、事実に反する見解のほか具体的な根拠に基づかない憶測や決めつけによるコメント等が散見されております」ともつづり、「そのような報道をされることは、関係者の静謐を乱すだけでなく、名誉やプライバシーを著しく侵害することになりますので、厳に慎まれるよう、お願いいたします」と訴えた。 松本は昨年12月発売の週刊文春に、飲み会で同席した女性に対して性的行為を強要したなどと報じられたことで名誉を傷つけられたとし、今年1月に文芸春秋などに対して損害賠償など約5億5000万円を求め、東京地裁に提訴。3月に裁判が始まっていたが、今月8日に訴えを取り下げていた。