【金鯱賞】菊花賞馬始動!知将が語るドゥレッツァの気になる状態
金鯱賞 ドゥレッツァ 尾関知人調教師 ――前走の菊花賞優勝おめでとうございました。初重賞勝利がG1となりましたが、改めてレース内容を振り返ってください。 尾関調教師(以下、尾):重賞挑戦自体が初めてでしたし関西圏への遠征も初めてと、いろいろ初物尽くしでしたが、大外枠という厳しい条件のなかジョッキーの好騎乗もあって強い勝ち方をしてくれたと思います。 ――今回金鯱賞を選択された意図は。 尾:菊花賞の疲労が尾を引いてしまったので、回復具合を見ながらこの辺りがちょうど良いと考えて選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 尾:レース後はノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。当初は有馬記念も候補に上がりましたが、レースが終わってすぐよりもちょっと時間が経ってからガクッと来たところもあったので、そのまま牧場でケアをお願いしました。 回復具合を見ながら徐々にペースアップして、2月の頭頃に帰厩しました。そこから約1ヶ月使って、レースに向けて調整を進めていきます。 ――2/28(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 尾:1週前なので、ある程度しっかりと負荷をかけたいと思っていました。少し気持ちが先走っている感じがあったので、ウッド単走で長めをリラックスさせながら負荷をかけましたが、この馬らしい動きだったと思います。 ――中京2000という舞台に対しての見通しは。 尾:2000のなかでは比較的タフなコースだと思いますが、2000以上の長い距離で結果を出してきているので対応してくれると思います。 ――レースへ向けて意気込みをお願いします。 尾:G1馬として今までとは違う立場で臨むことになりますし、今年を占う意味でも今後に繋がるしっかりした競馬をしてくれれば、と思います。
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