医学部生アンケートで判明「立派な子ども部屋」は不要だった…「最も勉強に集中できた場所」意外な1位は
■広いリビングダイニングは必要ない とはいえ、リビングダイニングにそれほど広さは必要なく、10畳ほどあればOKです。例えばこちらは9畳のリビングダイニングの様子です(図表11)。家族が集まりやすいリビングダイニングにするには、ただダイニングテーブルセットやソファを置くのではなく、ひと工夫してみます。 一般的にダイニングチェアはダイニングテーブルと同じシリーズのものをまとめて4脚程度一緒に購入されると思います。しかし、座高や脚の長さ・おしりの大きさなど、家族の体格も違うのにすべて同じダイニングチェアは誰かが座りにくいものです。ダイニングチェアが座りにくいと居心地はよくないので、長居はしなくなるもの。そこで、図表12のようにダイニングチェアをパパママ兄弟姉妹、家族それぞれ好きなものに変えてみましょう。選び方としては、ダイニングだからといってダイニングチェアの中から選ぶ必要は必ずしもありません。座り心地やデザイン、色が自分好みで大きすぎなければ、オフィスチェアやゲーミングチェアでもよいのです。もし椅子のデザインがばらばらな場合は、椅子の色やトーン・素材に統一感を持たせてみましょう。 ■ソファは会話が弾みやすい配置に 次にソファです。図表11で置いている3人掛けのソファは、横並びにしか座ることができません。横並びでは、会話も弾みませんよね。そこで、ユニット/モジュールソファを使い、図表12のように会話がしやすいように対面に配置してみます。ユニットソファとは、1人掛けタイプ、2人掛けタイプ・カウチタイプ・オットマンなど複数のソファを自由に組み合わせて、好きなように配置のできるものです。配置の自由度も高く、気分が変わったときに模様替えしやすい商品になります。 いかがでしょうか? 対面にソファが配置されたことで、家族が自由に座ることができます。自由度が上がると、子どもたちもリビングダイニングにお気に入りのスペースを見つけやすく、自然とリビングダイニングに集まりやすくなります。もちろん、家族の会話も弾みますね。