J2山形の新スタジアム完成は28年に遅れる見込み 建設資材や労働力不足が影響
J2山形は12日、3社(Sol Levante Sports、NECキャピタルソリューション、JTB)との共同出資で、新スタジアム建設と運営事業を行う新会社「モンテディオフットボールパーク」に関する会見を行った。 新会社は5月31日に設立され、相田健太郎社長は「サッカー場は年間20日程度しか稼働しない。それだけのものにはせず、地域の皆さんが集まれる場所を作りたい」と話した。 また全国的な建設資材や労働力不足の影響で、スタジアムの完成は当初の27年夏から遅れることが判明。相田社長は「約半年はズレてくるのではないか。早くても27―28年シーズンの冬季中断明け、遅ければ28―29年シーズンの開幕あたり(夏)になると思います」と明かした。総工費も120億円の予定から「円安や人件費の問題もあり、数十億円は上がってくるでしょう」という。
報知新聞社