演説する飼育担当者＝富山市ファミリーパーク

　　●飼育員が応援演説 　富山市ファミリーパークが人気ナンバー1の動物を選ぶ「動物選挙」を初めて実施し、来園者の関心を集めている。「出馬した候補」は飼育担当者が推薦したツシマヤマネコやペンギン、サルなど9匹で、選挙中に応援演説会も予定する。担当者は「ファミリーパークにいろいろな動物がいることを知ってもらいたい」と話し、来園者数の増加に期待している。 【写真】園内に掲示されたポスター=富山市ファミリーパーク 　選挙期間は3月15日～今月7日の24日間で、来園者に投票用紙を配布する。園内に候補の写真入りポスターを掲示しており、来園者が投票箱に票を投じる。選挙結果は今月20日に園内で開催するイベントで発表する。 　「出馬」しているのは、ツシマヤマネコ「メイ」、フンボルトペンギン「じゃが」、ホンドザル「ヘーゼル」、ニホンアナグマ「クロ」、グレビーシマウマ「かがやき」、ニホンライチョウ「T―2005」、アミメキリン「カリン」、シンリンオオカミ「ノンノ」、レッサーパンダ「ロッポ」の9匹。各動物の飼育担当者が推薦した。 　週末には応援演説会も開かれ、参加者は2票分投票できる。展示場前で各動物の飼育担当者が愛情を込めて動物の生態を紹介し、魅力をPRしている。今月6、7日には合同演説会も予定している。