あやべ球場のスコアボード改修、フルカラー表示に 京都大会6日開幕
6日に開幕する第106回全国高校野球選手権京都大会(朝日新聞社、府高校野球連盟主催)では、わかさスタジアム京都(右京区)、太陽が丘球場(宇治市)、あやべ・日東精工スタジアム(綾部市)の3球場で試合がある。このうち、あやべ・日東精工スタジアムのスコアボードが全面改修され、LEDを使ったフルカラー画面になった。 【写真】業者の担当者(左)から説明を受け、タブレットを操作する綾部高校のマネジャー=2024年6月29日午後3時25分、京都府綾部市上杉町、滝川直広撮影 これまでのスコアボードは、球場が完成した2000年から使われていた。老朽化が著しく、昨年12月から半年かけて改修した。事業費は約2億円。 新しい画面のサイズは縦5・76メートル、横19・2メートル。両チームのメンバー、審判、イニングスコアのほか、「ファウルボールにご注意ください」という注意喚起の映像が音声付きでプログラミングされている。バックネット裏からパソコンとタブレットで操作する。 6月29日に竣工(しゅんこう)式があり、大会で操作を担当する綾部高校野球部の1年生マネジャー6人と高野連の高田真介・副理事長らが業者から操作の説明を受けた。 機器を操作した高辻愛実さんと山田碧音さんは「クリックすれば一発で表示されるのでやりやすい」「ファウルボールへの注意喚起の音声が出るのはすごい」と話した。 あやべ・日東精工スタジアム、太陽が丘球場で試合があるのは7~16日(12日は予備日)の予定。(滝川直広)
朝日新聞社