萩谷慧悟「挑戦できることがうれしい」 高橋健介らと2人芝居のミュージカル
ミュージカル「GIRLFRIEND」公開稽古が28日、東京都内で行われ、出演者の高橋健介、島太星(NORD)、井澤巧麻、萩谷慧悟(7ORDER)、吉高志音、木原瑠生が登壇した。 本作は、アメリカのシンガーソングライター、マシュー・スウィートが1991年に発表したCDアルバム「GIRLFRIEND」をベースにしたミュージカル。ネブラスカ州の小さな町を舞台に、学校になじめないウィルと、野球部でスポーツ万能で人気者のマイクが次第に距離を縮めていく姿を、ポップでロックな音楽に乗せて2人芝居で描く。ウィル役を高橋、島、井澤が、マイク役を萩谷、吉高、木原がそれぞれトリプルキャストで演じる。 この日の公開稽古では、井澤と木原ペアが「Reaching Out」、高橋&萩谷ペアが「GIRLFRIEND」、島&吉高ペアが「We’re the Same」を披露した。 高橋は、「(東宝製作の舞台でシアタークリエに立つのは出演者)全員が初なのですごくチャレンジ。これをしっかりと成功させて次につなげていきたいと思います」と本作への意気込みを語った。 一方、萩谷は「ミュージカルに興味があって、役者をやっていく中でいつかやりたいと思っていたタイミングでお話をいただいたので、ありがたいと思っています。なおかつ2人芝居でトリプルキャストということに挑戦できることがうれしい」と笑顔を見せた。 また、高橋は「初めて多くの人に稽古を見てもらったのですが、『見るなよ』という気持ちになりました。『俺たち二人で楽しんでいるんだから見るなよ』ってなって、音楽は人と楽しむものでもあるけれど、限られた空間でそこにいる人だけで楽しむものでもあるんだなと気付きました。なので、『見にきてください』というよりは『のぞき見しにきてください』という感覚になりました」と稽古を通して感じたことを明かした。 ウィルとマイクが音楽でつながっていくという本作にちなんで「皆さんにとっての音楽とは?」という質問が挙がると、萩谷は「音楽にはいろいろなジャンルやルーツがありますが、その人の趣味嗜好がそのまま音楽に表れていると思います。それに、音楽があるから耐えられるという、パワーがある。音楽を通してつながれて、音楽を通してコミュニケーションが取れる、本当に良いものだなと思います」と話した。 舞台は、6月14日~7月3日に都内・日比谷シアタークリエで上演。
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