大谷選手「51-51」 金字塔に地元歓喜 「すご過ぎる」「最高だ」 奥州【岩手】
奥州市出身で米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(花巻東高出)が、史上初のシーズン「50本塁打50盗塁」を達成したのを祝って、同市と大谷翔平選手ふるさと応援団は20日、同市水沢大手町の市役所本庁舎4階ベランダに「祝 MLB史上初の快挙!!大谷翔平選手 50本塁打50盗塁」と記した横断幕を掲示した。 奥州市役所本庁舎に掲示された大谷選手の活躍ををたたえるポスター(中央)と「51」をカウントしたオウシュウ・メーター 横断幕の大きさは縦1・2メートル、横10メートル。市生涯学習スポーツ課職員による掲示作業を見守った倉成淳市長は「とんでもないことをしてくれたという思い。朝のニュースで達成を知ったが、きょうは6打数6安打、本塁打3本などものすごい活躍をしてくれた。今年はワールドシリーズでの優勝を期待しているので大いに活躍してほしい。奥州市民も応援している」と話した。 同日は、本庁舎1階の大谷選手の握手像などがある応援コーナーに「50本塁打50盗塁」を祝うポスターを掲示したほか、本塁打と盗塁の数を書いた紙を日めくりカレンダーのようにめくる「OSHU METER(オウシュウ・メーター)」がともに「51」に更新。来庁した市民が同メーターにメッセージを寄せたり、カメラで撮影したりと古里の英雄の活躍を祝っていた。 大きな感動と勇気 達増拓也知事 歴史的快挙で、県民にとって大変うれしいニュースです。移籍して1年目のシーズンで、本塁打と盗塁を合わせた記録への挑戦は、県民、そして日本国民、さらに世界の人々に大きな感動と勇気を与えてくれました。大谷選手にとって初めてのポストシーズンでの活躍を期待するとともに、改めて『50本塁打50盗塁』を心からお祝い申し上げます。