【フィギュア】ロシア勢〝条件付き〟ミラノ五輪に参加可能も…露メディアやOBは早くも不満の声
国際スケート連盟(ISU)は20日、条件付きで国際大会から除外されていたロシアとベラルーシの選手が2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の予選に参加することを認めると発表し、ロシアメディアも一斉に反応している。 ロシアとベラルーシはウクライナ侵攻以降、国際大会から除外されていたいたが、フィギュアスケートはロシアとベラルーシの連盟が25年2月に各種目の五輪予選参加者を1人指名(カップル競技は1組)。その上で9月に中国で実施される予選大会で五輪出場資格を得た場合、中立選手として五輪に出場できるという。 同国メディア「sports.ru」は「私たちのフィギュアスケート選手は五輪に行くことを許された! しかし、多くの制限がある」との見出しを立てて報道し、条件を詳細に説明。 ただ、さっそく不満の声も上がっており、アイスダンスで世界選手権優勝経験を持つイリヤ・アベルブフ氏は「私たちが予選を通過することは間違いない。選手たちの高いレベルが、すべての予選大会を通過することを保証してくれる。だが、出場枠は私たちを大きく制限するでしょう。私の理解では、1人の選手しか出場機会を得られないからだ」と疑問を投げかけた。
東スポWEB