マリの伝統音楽に拍手喝采 北海道・浦幌で国際交流会
北海道浦幌町で23日、西アフリカ・マリ共和国の文化やスポーツを体験する交流イベント「マリフェアinうらほろ」が開かれた。日本在住のマリ人演奏家らが伝統楽器を使ったリズミカルな音楽を披露すると、100人超が集まった会場からは大きな拍手が湧き、踊り出す人もいた。 町によると、2023年8月に国際協力機構(JICA)の事業で同国の行政官らが地方自治を学びに訪れたのが縁で、初めて実現した。 井上亨町長は「元気な若者が増えている浦幌とマリは親和性がある」とあいさつ。アフリカ出身者で初めて日本の大学学長となったマリ出身で京都精華大のウスビ・サコ教授(57)も講演した。