【ラジオNIKKEI賞】シリウスコルトはゴール寸前で強襲にあい2着 三浦皇成騎手「ハンデを背負って勝ちにいっての結果」
6月30日の福島11Rで行われた第73回ラジオNIKKEI賞(3歳オープン、GⅢ、芝1800メートル、ハンデ、12頭立て、1着賞金=4100万円)は、田辺裕信騎手の6番人気オフトレイル(牡、栗東・吉村圭司厩舎)が最後方から豪快に追い込み重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒3(良)。 皐月賞14着からの巻き返しを狙ったシリウスコルト(4番人気)は、中団のインをロスなく追走。勝負どころでスルスルと上がっていき、直線半ばで逃げたメイショウヨゾラをとらえたが、ゴール寸前でオフトレイルの強襲にあい惜しくも2着に敗れた。来年3月で定年を迎える福島県出身の宗像義忠調教師は同レース初勝利はならなかった。 ◆三浦皇成騎手「(最内)枠を生かしてやりたい競馬はできました。ここに向けて調教からコントロールが利くようになっていますし、馬は良くなっています。ハンデを背負って勝ちにいっての結果。馬を褒めてあげたいです」