ドジャース劇的サヨナラ勝ち 大谷翔平は27号2ラン含む3安打で7月好発進 シーズン50発ペース
◇2日(日本時間3日) 大リーグ ドジャース6―5ダイヤモンドバックス(ロサンゼルス) ◆大谷翔平、まさに打った瞬間…ファン総立ち27号逆転2ラン【動画】 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・指名打者」で7月初戦に臨み、27号2ランを含む5打数3安打。あと1に迫っていた日本選手3人目の大リーグ通算500打点を突破し、501打点とした。この日で自己最多を上回るシーズン50発ペースとした。 「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」と位置付けられた一戦で、会心の一打が飛び出した。この日初めて1点リードを奪われた直後の7回無死一塁で大谷が打席へ。1ボールから、ダイヤモンドバックスの右腕マルティネスのインハイを完璧に捉えた。打席で立ち止まって余韻に浸り、ゆっくりと走り出す。本拠地のファンは総立ちとなり、スタジアムからは「MVP」コールが巻き起こった。 第1打席はオープナーで先発した左腕マンティプライから左二塁打を放ち、後続の一打で先制ホームを踏んだ。第2打席はファウルで右足甲に自打球を当ててもん絶した末に空振り三振に倒れた。第3打席は詰まりながらもカットボールを中前に運んだ。1試合3安打は12試合ぶり。月間12本塁打した”得意”の6月に続き、7月も好発進した。シーズン打率は3割2分。 ドジャースは9回、T・ヘルナンデスのサヨナラ打で逆転勝ち。貯金20(53勝33敗)となった。
中日スポーツ