オークス馬が“一段階パワーアップ” 秋華賞制覇へ仕上がりも文句なし
元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が7日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。13日(日)に京都競馬場で行われる秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。 【写真】チェルヴィニアこれまでの軌跡 田井氏は複数頭の名前を挙げたが、オークス馬チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)を真っ先に注目した。「7月にノーザンファーム天栄で見た時はまだ毛が長かったですが、木村厩舎らしい美しい馬体写真で皮膚も洗練されている」と述べ、「夏も順調に調整が進みました」と評価。「もともと見栄えする馬体でしたが」と前置きしつつも、「全体のシルエットが雄大になった」「また一段階パワーアップした印象」と絶賛した。 今回は秋華賞に直行。アルテミスSから桜花賞に次ぐ、長期の休み明けとなる。だが田井氏は「桜花賞時に感じさせた緩さはまったく無く、腹回りもすっきり見せている」と仕上がりを強調。オークス直前と同様に、追い切りでも前進気勢が見られるといい、「コンディションの良さがうかがえます」と状態面に太鼓判を押した。