勝利の立役者となった侍ジャパン・村林一輝（左）と清宮幸太郎（右）

ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 ○ 侍ジャパン 9 － 6 チャイニーズ・タイペイ ● ＜11月23日　東京ドーム＞ 　侍ジャパンは23日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』スーパーラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦に9－6で勝利し、オープニングラウンドから全勝で決勝進出を決めた。 　侍ジャパンは初回、村林一輝（楽天）の先頭打者本塁打、森下翔太（阪神）の2点適時二塁打、紅林弘太郎（オリックス）の犠飛で幸先よく4点を先制する。先発・早川隆久（楽天）は4－1の5回に2点を失い、無死満塁で降板。早川の後を受けて登板した清水達也（中日）がこのピンチをゼロで切り抜ける。その裏、清宮幸太郎（日本ハム）の2点適時三塁打など3点を奪いリードを4点に広げる。6回から登板した北山亘基（日本ハム）が2点を失ったが、7－5の6回に辰己涼介（楽天）の2点適時二塁打で再びリードを4点差にする。6回から登板した北山が８回までの3イニングを投げると、9回は横山陸人（ロッテ）が1点を失ったが試合を締めた。 　23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル WBSCプレミア12　スーパーラウンド 日本－チャイニーズ・タイペイ戦』でゲスト解説を務めた青木宣親氏は「台湾側からするとめちゃくちゃ爪痕を残したと思います。日本もそう感じていると思うので、試合の入りから締めていく必要がある。ふわっと入るとやられる可能性があるくらいの力が台湾にはあると思いますね。締めて、大胆に細心にやっていく必要があると思います」と振り返った。 （ニッポン放送ショウアップナイター）