『海のはじまり』予告のタイトルコールは三浦透子だった 村瀬P「直感的に思ったのです」
フジテレビ系で9月23日21時より最終回が放送される目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』のタイトルコールを、三浦透子が担当していたことが発表された。 【写真】『海のはじまり』最終回の場面写真 本作は、目黒も出演した『silent』(フジテレビ系)の脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健が再び集結し、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏(目黒蓮)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)という2人の関係や、亡くなった彼女・水季(古川琴音)と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情を描いていく。 ドラマ公式SNS(X、Instagram、TikTok)の累計フォロワー数が100万フォロワーを超え、TVerお気に入り登録数は199万超えを誇っている本作(※9月22日時点)。それらで配信されている最後にある『海のはじまり』のタイトルコールを担当していたのは三浦だったことが明らかに。 三浦の起用にあたって村瀬プロデューサーは「このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです」とコメントを寄せている。 村瀬健(プロデュース)コメント この世には、ごく稀に“言ってみるもんだな”ということがあります。その最たるものを体験してしまいました。まさか、三浦透子さんにドラマのタイトルコールをして頂けるなんて思ってもいませんでした。このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。僕は、三浦さんのお芝居も勿論大好きなのですが、同じくらい歌い手さんとしての三浦さんも大好きで、三浦さんの音楽をよく聴かせて頂いていました。優しくて、柔らかくて、あったかくて。しかも、遠い場所ではなく、なんというか、いま自分がいるその場所で歌ってくれているような、そんな気持ちになる三浦さんの歌声が大好きで。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです。でも、これまでにご一緒したこと、どころか、一度もお会いしたこともありません。こんなオファーを受けて頂けるわけがないと思ったのですが、まさかの快諾を頂けて、驚くやら嬉しいやらで、“あぁ言ってみるもんだな”と思ったのでした。実は、初回のPRスポットからずっと三浦さんのタイトルコールを使わせて頂いておりました。“誰の声なんだろう?”と思っていた方も多いのではないでしょうか。おそらく、皆さんがこのドラマから感じてきて下さった、このドラマの世界を構成する成分の中には、意識しないまま聴いていた三浦さんの声によるところも少なくなかったのではないかと思います。今、SNSやウェブ上で流れている最終話予告では、いつものタイトルコールだけでなく、“最終話”という言葉も言って頂いています。三浦さんの声に導かれる最終話がどこに辿り着くのか、今夜9時からの放送をぜひ見届けていただければと思います。
リアルサウンド編集部