「オファーがなければそのままやめるつもりでいた」巨人→中日の中田翔 当時の心境明かす
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー中日(23日、ひたちなか) 「オファーがなければそのままやめるつもりでいた」 【動画】巨人ー中日 大島洋平に中田翔が思いを語る 去年、オプトアウト権を行使し、巨人との複数年契約から自由契約となった中日の中田翔選手。その時の素直な心境を明かしてくれました。 「不安はもちろんありましたし、怖さというのもありましたけど、それよりも試合に出たいという気持ちが僕自身の中で、最後の最後まで悩んだ上で、最後の最後までその気持ちは消えなかったので、そういう決断をしました」 去年、巨人では代打での出場が多くなり、92試合の出場にとどまりました。「打席に立ち続けたい、グラウンドに立ち続けたい」という思いが今回の決断にいたった理由でした。 「オファーがなければそのままやめるつもりでいたので、なんか、すがすがしい気持ちもありましたし、その中で手を差し伸べてくれたのですごくありがたいなと思っています」 ここまで20試合中18試合に出場し、4番としても存在感を確かなものにしている中田選手。巨人との対戦については、“不思議な気持ちもある”としました。 「懐かしい顔だったり、去年まで一緒にプレーさせてもらっていたので何か不思議な気持ちでもあります。けど、やっぱり試合で元気な姿を見せるのがもちろんジャイアンツファンの皆さんに対してもそうですし、選手スタッフの皆さんに対してもそうですけど、恩返しだと思っているので、ジャイアンツで学ばせてもらったことをドラゴンズで生かしていければと思っています」 巨人と中日は23日はひたちなかで、24日と25日は東京ドームで対戦します。