国内王者・五味原領が国際大会で初の総合優勝に輝く! クラシックボディビルに続き、クラシックフィジークでも快挙達成
12月17日(火)~19日(木)の3日間で東京・有明コロシアムにて行われている『IFBB 世界フィットネス選手権&男子ワールドカップ』。昨日、クラシックボディビル171cm以下級で優勝した五味原領(ごみはら・れい/27)選手が、クラシックフィジーク171cm級・オーバーオールで優勝を果たした。 【写真】五味原領選手の「まるでギリシャ彫刻」の肉体
五味原選手といえば、「歩くギリシャ彫刻」と評されるほど美しい身体の持ち主。今年、自身のジムをオープンさせた五味原選手。仕事で忙しく、あまりトレーニングできないときもあったという。 波乱の1年ではあったものの、今大会、クラシックフィジークのオーバーオール優勝できたことで「希望を持てた」と話す。 「これまでの国際大会では、身長別は優勝できてもオーバーオールでは勝てませんでした。なので、勝てなくて当然だよね、と思っていたんです」 今大会では、自身初のオーバーオール優勝を飾ったが「まだ現実味はない」と五味原選手。とはいえ、自身の殻を突破したことは、希望となった。今後も筋肉量を増やし、身体を成長させていきたいと話す。 王者・五味原領の成長は、まだまだ止まらない。
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
取材:小笠拡子 撮影:中原義史