のりのり交通 AIが効率的な経路を決定する乗合送迎サービスを開始 和歌山県紀の川市
テレビ和歌山
人工知能・AIを活用し、利用者のニーズに合わせて運行する地域公共交通サービスが、紀の川市で今日から始まり、その出発式が行われました。
紀の川市役所で行われたAIオンデマンド乗合交通「のりのり交通」の出発式では、岸本健市長が「路線バスとタクシーの良いところを合わせた新しい交通手段で、多くの方に利用してもらいたい」と挨拶し、関係者らがテープカットをしてサービスの開始を祝いました。 今日始まったのは、利用者の予約に応じて人工知能・AIが効率的な運行経路決定する、予約型の乗合送迎サービスです。 地域の公共交通離れが全国的に進み、定時定路線の「地域巡回バス」の利用者も減少するなか、紀の川市が取り組むもので、県内では初めての試みです。 市の北部エリアを対象に、市役所や病院、駅、スーパーなど331カ所に乗り降りできるポイントが設定されていて、事前の登録と乗車の30分前までの予約で、紀の川市民以外でも利用可能です。 市は、来年には市の南部地域にもサービスを拡大する予定です。
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