ＭＬＢは２５日、各地で試合を行い、ナ・リーグ西地区首位ドジャースの大谷翔平選手は同２位パドレス戦に「１番・指名打者」で先発し、今季５６盗塁目を決めた（２０２４年　ロイター/USA TODAY Sports）

［２５日　ロイター］ - 米大リーグ（ＭＬＢ）は２５日、各地で試合を行い、ナ・リーグ西地区首位ドジャースの大谷翔平選手は同２位パドレス戦に「１番・指名打者」で先発し、今季５６盗塁目を決めた。 すでに前人未到の５０本塁打、５０盗塁に到達している大谷は、この日３打数２安打２打点。２─２の四回に適時打で勝ち越しに貢献すると、追いつかれて迎えた六回には決勝打を放った。その後に二盗を決め、イチロー氏の持つ１シーズンでの日本人最多盗塁記録に並んだ。 ドジャースは４─３で首位攻防戦２戦目に勝利。これでシリーズ戦績は１勝１敗となり、明日の試合に勝利すれば西地区優勝が決まる。 アストロズの菊池雄星投手はマリナーズ戦に先発し、６回を投げて４安打２失点（自責０）、１四球、８三振。これで今季２０６三振となり、メジャーでは自身初めて１シーズンでの２００三振に到達した。チームは１─８で敗れ、菊池は１０敗目（９勝）となった。 レッドソックスの吉田正尚外野手はブルージェイズ戦に「５番・指名打者」で先発し、４打数１安打。チームは１─６で敗れ、残り試合に全勝してもワイルドカード圏内浮上の可能性はなくなり、ポストシーズン進出の望みが絶たれた。