河辺愛菜、SP直前の練習でのアクシデント乗り越え13位 「出し切らないと後悔する」と気迫の演技【全日本フィギュア】
◇22日 フィギュアスケート 全日本選手権最終日(大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム) 女子フリーが行われ、20日のSP直前の練習で他選手と衝突して右腕を負傷したSP14位の河辺愛菜(中京大)が中1日のフリーで127・98点(10位)をマークし、合計190・23点の13位で終えた。 右腕が「まだ痛かった」という21日夜、自身と同じ愛知・中京大中京高出身で男子の壷井達也(シスメックス)の逆転表彰台に「出し切らないと絶対に後悔する」と奮起。7本のジャンプは全て降りた。気迫十分の演技を終えると、大きなガッツポーズ。アクシデントを乗り越えた安心感から氷上で涙を浮かべながら会場の歓声に応えた。
中日スポーツ