「ユーチューバーを名乗る覆面の男たちに…」強盗殺人裁判で被告の男は無罪主張 検察側は供述の矛盾を指摘【大分発】
検察側は供述の矛盾点を指摘
しかし、これまで佐藤被告はプロレスマスクの男に「車を貸した」と供述していた。被告人質問の中で「車に乗せて現場近くに向かった」と説明したことに対し、検察側は矛盾があると指摘した。これに対し、佐藤被告は供述が変わっていることを認めた上で、「現場付近にいたと言ったら、疑われると思った」と弁解し、「男たちは大量殺人犯でその濡れ衣を着せられると思った」などと話した。 また、遺族から心境を聞かれた際には「本当の犯人を目の前にしていない事が不幸で残酷な事実だと思っている。証拠の1つ1つに目をつむらず、ちゃんと見てほしい」と述べ、佐藤被告は改めて無実を訴えた。 大分地裁で開かれた裁判員裁判の中で過去最多13回の公判期日が設定された今回の裁判。 6月17日に結審し、判決は7月2日に言い渡される。 (テレビ大分)
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