【陸上】「自分の強みを生かせる走りをしたい」16歳ドルーリー朱瑛里が感じた“課題”。初出場の大舞台はトップランナーへの貴重な糧に
具体的な目標も「高校記録(4分07秒86)更新」
去年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で中学生区間の3区(3キロ)を『17人抜き』という異次元の快走を見せ、一気に世間の注目を集めた。高校進学後もその強さは変わらず、昨年のインターハイ女子1500mで3位に入賞するなど、着実な成長をみせている。そんな中で、実力的に格上が集う日本選手権で結果以上に大きな経験を積めたことは将来的にも大きなプラスになったことだろう。 質問の終盤には、「高校記録(4分07秒86)更新を目標に頑張っていきたい」とインターハイでの具体的な目標タイムも飛び出した。自身初となる国内ナンバー1の舞台は悔いが残ったというが、無限の可能性を秘める高校生ランナーにとって今回の戦いは貴重な経験となったことは確かだ。 取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)