「イケメン」力で福島のイメージ変えろ パフォーマンス集団が旗揚げ
常設シアターつくるのが目標
ロメオは「男版宝塚」をイメージし、個々のメンバーとファンとの交流も進める。舞台キャストのリーダーで、福島市在住のSHIGEさん(25)は、ブログで自分の福島への思いや公演を作り上げる過程を継続的に記した。「福島は終わった」とのイメージを悔しく思い、情報発信でもイメージ打破を目指す。 ロメオの今後の目標は、3年後めどに、震災記念館を併設した常設シアターを福島市内につくることだ。すでに場所のメドはついた。「エンタメ」と「復興」をテーマに、「見て楽しみ、学びもできる」拠点を目指す。また、イベント出演などで福島産商品のPRを行い、「エンタメからの産業促進」も目指す。 代表理事の佐藤さんは「若い力を生かして、みんなが来たいと思える福島にしていきたい」と抱負を語った。