桜井日奈子、10周年記念写真集『鴇色』が発売「もっとワクワクするような挑戦をしていきたい」
芸能活動を振り返る「葛藤のあった10年間」
また、「葛藤のあった10年間」だったという芸能活動を振り返ると、「17歳でデビューして、事務所に所属して、あれよあれよという間に環境が変わったんですね。自分が望むよりも早く仕事が舞い込んできて、それはすごくうれしいことだったんですけど、『この世界でずっとやって行くんだ』という覚悟がまだ固まらないまま色んな仕事をやっていました。受け身で仕事をやっていて、だんだん最初の勢いが落ちてきた時に、自分の覚悟の足りなさだったり、仕事で失敗した時に言い訳してしまう感じだったり、まだ子供っぽいところがありつつ仕事をしていたことに気づきました」と告白。 しかし、共演したベテランの俳優から刺激を受けたそうで「私もこの世界で、20年30年とずっと求められ続ける俳優でいたいなと。今は“ずっとやっていきたい”という覚悟持っていますし、もっとこういう作品にチャレンジしたい、こうなっていきたいという目標も明確にできました」と前向きな思いを伝えた。 「次の10年、37歳ではどういう俳優になっていたいか」を問われると「おもしろい俳優になっていたい」と宣言。「コメディが大好きなのですが、シリアスなお芝居もいいよねと言われるような振り幅の広い俳優でいたいな思いますし、『桜井日奈子が出てるから絶対おもしろいじゃん! 見に行こうよ!』と言ってもらえるような俳優を目指したい」と理想を語った。 最後に「10年色んなことがありましたが、その集大成がこの写真集に詰まっていると思います。そして10年を経て、20年30年ずっと俳優でやっていきたいという覚悟も固まったカットも入っているので、これからもぜひ応援よろしくお願いします」と熱いメッセージで会見を締めくくった。
ENTAME next編集部