桜井日奈子、10周年記念写真集『鴇色』が発売「もっとワクワクするような挑戦をしていきたい」
桜井「“隠す体”から“見せる体”に変わっていきました」
撮影に向けて、ボディメイクに力を入れたそうで「デビューしてからボディメイクがうまくいかず、15kgぐらい太ってしまった時期もあって。なかなか何年も結果が出せないままで、『太っちゃったよね』と言われたこともありましたが、最近やっと自分なりのボディメイクの仕方を見つけました。今までは自分の体を隠すような衣装を選んでいましたが、写真集を出すにあたって、“隠す体”から“見せる体”に変わっていきました。年を重ねるごとにどんどん進化して、容姿も中身も『またきれいになったね!』と言ってもらえるように、今後ももっと頑張りたいです」とストイックな姿勢を見せた。 撮影は4月、桜井が初めて訪れたというベトナムで行われ、ダナンのビーチや、パワースポットとして有名な五行山など、観光を満喫する様子が収録されている。タイトル「鴇色」のイメージにもなったトキの羽のような色の夕陽のカットは、曇っていて諦めかけた頃に、突然きれいな夕陽が差し込んだ瞬間をカメラに収めたというエピソードを披露。 さらに、五行山でのカットでは、向かっている道中は曇っていたが、いざ到着したら光が差し込んで、神秘的な写真が撮れたという。「天気に恵まれて、私たちがこの写真集をより良いものにしたいっていう思いに神様が味方してくれたような“奇跡的のカット”がたくさん収められています」と写真集をアピール。 また、4月2日が桜井の27歳の誕生日だったことから「ベトナムで10周年と誕生日を祝うサプライズバースデーをしてくださって、感極まって号泣していました(笑)」と撮影を振り返った。 お気に入りのカットには、ネイビーの水着の上に、レースのボディスーツを着ているモノクロの2枚をセレクト。「スタッフさんが『すごくいいの撮れるよ』と言ってくださって。水着になることに恥じらいと不安もあったので、覚悟を持って撮影に挑みました。写真集の中でモノクロの写真はこの2枚しかなくて、カメラマンさんが、私も知らない私を引き出してくれました」と“覚悟の2枚”となったことを明かした。 「写真集に点数をつけるなら」という質問には、「1億点満点で!」と最大級の評価を。「自分に自信が持てない時にテレビに出て、ネガティブな声が届いて、あまり精神的にいい状態ではない時期がありましたが、それを経て写真集では、自分は今のこの体が好きなんだって自分を肯定して、周りのバッシングに流されずに自分らしさを表現できたので」と出来栄えに満足しているようだ。 そんな自信たっぷりの写真集は、現在放送中のドラマ『マル秘の密子さん』(日本テレビ系)のプロデューサーや共演者の福原遥に見せたそうで、「『すごくいいね。お尻とかすごくセクシーだし、本当にボディメイク頑張ったんだね』と褒めてくださって、同性の方から体を褒めてもらえるのは、私が一つ目標にしていた部分でもあったので、今回の写真集は女性にも手に取っていただきたいです。ボディメイクがうまくいっていなかった時期を知っている方にも『すごく進化したんだね』と褒めてもらえるような気がしています」と胸を張った。 さらに、会見では、写真集の発売日に2度目の重版が決定したことがサプライズで発表された。「1回目の重版が決まった時も飛んで喜びましたが、とてもうれしいです。自信を持ってお届けできる写真集で、1人でも多くの方に手にとっていただきたいという思いがあるので、とってもとってもうれしいです」と喜びを噛みしめた。