TOKYO MXの10月番組改編で“朝の顔”堀潤が夕方帯の新番組に異動。朝の新番組には元TBSアナウンサーの山本里菜を起用
TOKYO MXが9月4日、都内で2024年10月改編の記者発表会を開催した。 同局は今年6月に佐藤真紀氏が新しく代表取締役社長に就任。会見の冒頭、佐藤氏は「昨今のテレビ業界は環境が大きく変化。スマホの普及やインターネットメディアの参入、動画配信プラットフォームの拡大など、これまでのテレビのやり方では通用しなくなり新たなテレビ局の在り方を探る時代に入った。そのような中、TOKYO MXは今年4月に『どこまでも!マニアッ9。』という新しいキャッチコピーを発表。このコピーにはコンテンツ作りにおいて、好きなことを信じて深掘りしていく姿勢を持ちたいという思いが込められている。東京のローカル局として届かなければいけない情報はしっかりお伝えしつつ、どこまでもマニアックな、マスではなくあなたに深く刺さるニッチなコンテンツ、他局にはない独創的なコンテンツで視聴者一人ひとりに寄り添い、新たな体験や感動をお届けすることで価値あるテレビ局として感じていただけるように努めていく」などと挨拶。 続いて編成制作本部長・報道本部長である根岸要 常務取締役から今回の改編のポイントが発表された。
報道・情報番組ではこれまで朝の顔として「モーニングCROSS」「堀潤モーニングFLAG」といった番組のメインキャスターを務めてきたジャーナリストの堀潤氏が夕方帯の新番組「堀潤 Live Junction」のメインキャスターに就任。堀氏に代わり元TBSアナウンサーの山本里菜アナが朝の帯の新番組「おはリナ!」のメインキャスターを務めることとなった。 また土曜の昼に放送されていたアン ミカがMCを務める情報番組「土曜はカラフル!!!」は日曜18時に移動となる。 同局の柱の一つであるアニメは今期は約75作品を編成。このうち約40作品が新作となっている。ゴールデン帯の木曜21時25分には新作アニメの放送枠を新設。そして平日18時30分から設けていた“キッズ向けアニメ帯”を19時に繰り下げ20時57分までの約2時間枠に拡大。ここでは「ゲゲゲの鬼太郎」「プリキュア」といった幼児から大人まで幅広い世代が楽しめる作品を放送する。全日22時以降の“深夜アニメ帯”では「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」など人気作の新作が多く登場の予定。新作ショートアニメとして「鋼の錬金術師」の作者・荒川弘原作の「百姓貴族」の2nd Seasonが10月4日から、大人気コメディー漫画「殿と犬」 が10月10日からスタートする。 スポーツ分野では昨シーズンに引き続き「ジャパンラグビー リーグワン」に所属する東京サントリーサンゴリアス、東芝ブレイブルーパス東京、リコーブラックラムズ東京」の試合を放送。今期からバスケットボール「B.LEAGUE」のアルバルク東京の試合も放送する。