国宝・明王院 国の重要文化財「本尊仏像」が33年ぶり開帳 1日から一般公開 福山市
広島ニュースTSS
福山市にある国宝・明王院では国の重要文化財に指定されている本尊の仏像が33年ぶりに開帳され1日から一般公開されています。 福山市草戸町にある明王院は、真言宗のお寺で807年に弘法大師が開いたと伝えられています。 国宝に指定されている本堂の仏像の公開を前に31日、中国地方の寺の代表者を迎えて法要が行われました。 白い布が引き下ろされて姿を現したのは本尊「木造十一面観音立像」です。 高さはおよそ150センチ。 平安時代初期につくられたとされ、柔和な表情や彫りの深い衣が特徴で国の重要文化財に指定されています。 【明王院・片山尊之 副住職】 「この備後の土地、草戸のご先祖さまも見ているかもしれないお姿を、このご縁で見ていただけるというところをぜひ感じ取っていただきながらご本尊様をご覧いただきたい」 仏像の一般公開は今月4日まで行われます。
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