ブレイク・ライブリー、主演映画の監督をセクハラで提訴 性的経験に対する質問も
日本でも11月に公開されたブレイク・ライブリー主演の恋愛映画『ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US』。プロモーション中からブレイクと、監督兼プロデューサーで相手役を演じたジャスティン・バルドーニとの間に不仲説が流れていたが、ブレイクがジャスティンを性的嫌がらせで訴えたことが明らかになった。エンタメサイト「TMZ」をはじめ複数のマスコミが伝えている。 【写真】親しみやすさが魅力! ブレイク・ライブリーのヘアアレンジ遍歴22
訴状によるとバルドーニはキスシーンや身体的に親密なシーンを「即興で」で作る、ストーリーに「必要のない性的な内容」を加えるなどの行為を行なった。また性的で不適切な発言を繰り返していたという。さらにバルドーニはブレイクが服を脱いでいるときに招かれていないのに彼女のトレーラーに入ってきたり、過去に自分がポルノ依存症だったことや自分の性的経験について話したりした。彼のこういった振る舞いによって「制作が頓挫しかけるほど敵対的な職場環境になった」とブレイクは訴えている。
そのため関係者は会議を開催、対処方法について話し合った。そこにはブレイクの夫であるライアン・レイノルズも参加。会議でブレイクはバルドーニに対して「ブレイクや彼女のスタッフに女性のヌードの動画や画像を見せない」「個人的なセックスの経験を話題にしない」「ブレイクの同意を取らずに彼女のトレーナーに彼女の体重について尋ねない」などを要求した。バルドーニはブレイクに自分の性的経験について話をするだけでなく、彼女の経験についても言及。彼女とライアンが「同時にクライマックスに達することはあるか」などの質問を繰り返していたという。またブレイクはインティマシーコーディネーターを採用すること、「契約時に認めた脚本に含まれないシーンを加えない」ことも求めた。バルドーニは脚本にないシーンに加え、原作になっているベストセラー小説にもない性的な場面も加えていた。
またブレイクは訴状で、バルドーニが自分に対する中傷キャンペーンを行い彼女の「評判を貶めた」と主張している。アメリカでこの作品が公開されたのは8月。それに合わせて2人はプロモーションを行なったが、その最中に2人の不仲説が浮上した。関係者はバルドーニが「キャスト全員にとって非常に難しい」環境を作っていたと新聞「ニューヨークポスト」に証言。彼が第4子を出産したばかりのブレイクの体型について中傷するような発言をしていたことも暴露していた。