沖縄気象台「大雨と雷及び突風に関する気象情報」を継続発表 台風20号の間接的影響で沖縄本島では降り始めから200ミリ超の地域も
沖縄気象台によりますと、沖縄本島地方では、台風第20号周辺の湿った空気の影響で、25日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。25日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。雨雲の発達の程度によっては、大雨警報、洪水警報を発表する地域が広がる可能性があります。 【画像で見る】最新の衛星画像・台風20号と熱帯低気圧の進路予想図 ■各地の雨の実況 降り始め(23日午前0時)から24日午前10時までの降水量(アメダス速報値) 本部町謝花 203.0ミリ 読谷 195.5ミリ 沖縄市胡屋 178.0ミリ 那覇市樋川 171.5ミリ 那覇空港 167.5ミリ 南城市糸数 152.5ミリ うるま市宮城島 149.5ミリ 名護市宮里 138.5ミリ ■各地の雨の予想 24日に予想される1時間降水量は多いところで、 本島中南部 40ミリ 本島北部 40ミリ 久米島 40ミリ 宮古島地方 30ミリ 石垣島地方 30ミリ 与那国島地方 30ミリ 25日に予想される1時間降水量は多いところで、 本島中南部 50ミリ 本島北部 30ミリ 久米島 30ミリ 宮古島地方 30ミリ 24日午前6時から25日午前6時までに予想される24時間降水量は多いところで、 宮古島地方 120ミリ 石垣島地方 120ミリ 与那国島地方 100ミリ 24日正午から25日正午までに予想される24時間降水量は多いところで、 本島中南部 180ミリ 本島北部 180ミリ 久米島 180ミリ 以上の雨量が予想されています。 ■今後の防災事項 沖縄本島地方では、25日にかけて非常に激しい雨や激しい雨の降るところがある見込みです。本島中南部、本島北部に大雨警報(土砂災害・浸水害)、洪水警報を発表中です。25日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。雨雲の発達の程度によっては、大雨警報、洪水警報を発表する地域が広がる可能性があります。 久米島でも雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性があります。25日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。 また、25日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
台風20号と、マリアナ諸島周辺で発生している熱帯低気圧の進路予想は画像で掲載します。
琉球放送