「クローズが長いからもったいない」は大きな間違い!? “避暑地コース”の会員には冬季もメリットがあるって本当?
冬季クローズ期間中は提携コースを優待料金でプレーできる
一方で、夏でも涼しいということは、冬は寒いということになります。冬から春までの営業はどのような流れになっているのでしょうか。 「年内は12月中旬まで営業します。その翌日から冬季クローズし、営業再開は3月中旬になります。営業期間は9カ月です」 「冬季クローズ期間中は、提携コースを優待料金でプレーすることができます。提携コースは現在、国内5コース、海外4コースです。国内は飯能ゴルフクラブ(埼玉県)、芙蓉カントリー倶楽部(神奈川県)、Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)、カヌチャゴルフコース(沖縄県)、富士カントリークラブ(静岡県)です。海外はすべてマレーシアで、サウジャナゴルフ&カントリークラブ、スバンゴルフクラブ、コタペルマイゴルフ&カントリークラブ、ホライゾンヒルズゴルフ&カントリークラブです」 「提携コースを優待料金でプレーできることも、会員になるメリットの一つです。実際には当クラブからマレーシアのコースに行かれた方はまだいらっしゃらないのですが、マレーシアから当クラブにお見えになったお客様はいらっしゃいます。国内は冬の間に沖縄のカヌチャゴルフコースに行かれる方が結構います」 日本は冬になると雪が降るエリアがあるので、ゴルフ場が通年営業できないのはデメリットです。しかし、冬でもプレーできる提携コースを増やすことで、デメリットをメリットに変えることができます。 夏にプレーするのが困難なゴルフ場が増える中、夏は涼しくプレーできて冬は提携コースを選べるということになれば、避暑地のコースに対するニーズは今後さらに高まりそうです。
保井友秀