世界5位メドベージェフ 逆転負けで全仏OP4回戦敗退、8強入り逃す<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日に男子シングルス4回戦が行われ、第5シードのD・メドベージェフが第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)に6-4, 2-6, 1-6, 3-6の逆転で敗れ4回戦敗退となり、3年ぶり2度目のベスト8進出を逃した。 【動画】驚異のスピード!デ ミノーが見せた異次元の守備力 28歳で世界ランク5位のメドベージェフが同大会に出場するのは8年連続8度目。最高成績は2021年の8強となっている。 今大会は1回戦で世界ランク65位のD・ケプファー(ドイツ)に勝利し初戦を突破。2回戦では同57位のM・キツマノビッチ(セルビア)が試合途中で棄権し3回戦に進むと、3回戦では同34位のT・マハーチ(チェコ)を下し4回戦に駒を進めた。 4回戦の第1セット、メドベージェフは第3ゲームで先にブレークを果たすと、その後相手にブレークを与えず先行する。 しかし、第2セット以降はデ ミノーの広いコートカバーリングに苦戦し徐々にミスが増え始め、第2セットと第3セットでは2度ずつブレークを奪われ逆転を許す。 なんとか追いつきたいメドベージェフだったが、第4セットでは終盤に4ゲームを連取され2時間49分で力尽きた。 一方、勝利したデ ミノーは同大会初の8強入り。準々決勝では第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第13シードのH・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。
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