青森山田vs流通経済大柏の高体連勢対決は両チーム譲らずドロー決着
4月14日、青森山田高校グラウンドにて、青森山田対流通経済大付柏の試合が行われた。 【フォトギャラリー】青森山田 vs 流通経済大柏 両チームともに第1節を勝利し、連勝をかけた一戦。ホームの青森山田高校には約500名の観客が集まり試合を見守った。 GKからボールを繋ぐポゼッションサッカーを主体とする流通経済柏に対し、ロングパスと早いサイド攻撃を仕掛ける青森山田。特徴が異なる2チームの試合は、拮抗したゲーム展開となった。 前半、流通経済柏は10柚木創のスピードに乗ったドリブル突破や、裏への抜け出しでチャンスを狙う。対する青森山田は、両サイドからのドリブル突破、中央へのクロスで攻撃を仕掛ける。お互い決定機を作らせない集中した守備を中盤から敷き、次第に激しいフィジカル戦となった前半は0-0で折り返す。 試合が動いたのは後半11分。青森山田は、セットプレーから23川口遼己が上げたボールを4伊藤柊が頭で合わせて先制点を挙げる。しかし、その4分後、流通経済柏は早いカウンターを仕掛け、19粕谷悠がドリブルで持ち込むと中央の18和田哲平へパス。パスを受けた和田は、青森山田のDFを交わして左足一閃。ボールはゴール右隅に突き刺さり、同点に追いつく。その後、青森山田はホームの大きな声援を受け、最後まで猛攻を仕掛けるが、流通経済柏の粘り強い守備にゴールを奪うことが出来ず、1-1で試合終了。勝点1を分け合った。 次節、青森山田は4月20日にニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと、流通経済大学付属柏高校は、21日に通経済大学付属柏高校グラウンド(人工芝)で鹿島アントラーズと対戦する。 (文=AOMORI GOAL)