【007仕様】世界限定60台 アストン マーティンDB12「ゴールドフィンガー・エディション」
DB12ゴールドフィンガー・エディション
かつて映画『007/ゴールドフィンガー』に登場したDB5はボンドが敵から逃れるための秘密兵器を搭載していたが、DB12ゴールドフィンガー・エディションは映画の要素をさりげなく取り込み、ジェームズ・ボンド的なドライビングを楽しむことに重点を置いている。 映画のアイコニックなシルバーバーチのボディカラーに身を包んだDB12ゴールドフィンガー・エディションは、一目見ただけで明らかなステートメントを発している。 印象的な21インチのマルチスポークホイールは独特なシルバー色のダイヤモンド旋削仕上げで、ブラックのブレーキキャリパーとビスポークのゴールドのサイドストレーキ、シルバーにブラックエナメルを施した唯一無二のアストン マーティンのロゴがそれをさらに引き立て、ブライトクロームの「Q」が飾るフェンダーバッジは、このDB12がまさに特別に手を加えられたものであることの証明だ。 インテリアでは、クラシックなDB5同様の縦キルトのレザーのスポーツプラスシートは、ジェームズ・ボンドのスーツを思わせるプリンス・オブ・ウェールズ・チェックを繊細なパーフォレーション加工で表現。 同じチェック柄がドアインサートとヘッドライナーにも展開されるほか、独自のトレッドプレートにも刻まれ、ポリッシュ仕上げのシルプレートにはゴールドフィンガー60周年のロゴがあしらわれる。 インテリアのウルトラ・ラグジュアリー感をさらに高めているのが、ドライバーが触れる場所に施される18金メッキのアクセントで、ドライブモードを選択するためのロータリーダイヤルとローラーコントロール類、映画でボンドが使用する黄金の発信器にインスピレーションを得た溝付きのギアセレクターの装飾に使用され、同様の装飾はトリムインレーでも展開され、2X2ツイルグロス・カーボンファイバーに金糸が織り込まれるという。 ドライバー席のサンバイザーには、マイアミのプールが舞台となった有名なワンシーンで最後に引かれたトランプのカードを連想させる「ハートの8」が刺繍されているのもボンド・ファンにとってはうなずきたくなるさりげなさだ。