ソフトバンク、8回に勝ち越して連敗止める 山川穂高、近藤健介でチャンスメーク 柳田悠岐が途中交代のアクシデントも
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―1広島(31日、みずほペイペイドーム) 前夜に5点差逆転負けを喫し、今季初めて2カード連続で負け越しとなったソフトバンクにアクシデントが起きた。 ■ドタドタ激走!余裕のはずがヒヤヒヤの山川決勝ホーム【動画】 1―1の同点で迎えた3回1死。二塁へのゴロを放った柳田悠岐が、一塁への走塁中に右脚を痛めた様子でそのまま一塁にヘッドスライディングを試みた。そのまま倒れ込み自力では歩くことができず、トレーナーらに肩を抱えられてベンチに下がった。この試合は3番DHで出場していたが、5回に代打中村晃を送られ途中交代となった。 初回にモイネロが菊池涼介にソロ本塁打を浴び先制点を献上。それでも直後の攻撃で無死一塁から今宮健太が適時二塁打を放ち、すぐに試合を振り出しに戻した。 先発のモイネロは2回以降は危なげない投球で広島打線を封じた。だが試合途中から柳田を欠いた打線も広島先発の大瀬良大地を攻略できず、同点のまま7回に。甲斐の四球と代打川瀬の犠打、代走周東の三盗で1死三塁としたが、後続が抑えられた。 その裏、ソフトバンクは2死満塁のピンチで松本裕樹が小園海斗を中飛に抑えた。 8回に1死から山川穂高が中前打で出塁。近藤健介も中前でつないで1死一、三塁から栗原陵矢が左翼への犠飛を打ち上げて山川が懸命にホームへ走り込んで勝ち越した。
西日本新聞社