1位は『劇映画 孤独のグルメ』!今週公開作品のMOVIE WALKER会員“みたい映画”ランキングを発表!
今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2025年1月10日(金)~1月12日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。323万人(※2025年1月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『劇映画 孤独のグルメ』。 ■1位は松重豊主演の人気ドラマを自ら映画化した『劇映画 孤独のグルメ』 【写真を見る】松重豊が『劇映画 孤独のグルメ』の監督をポン・ジュノにオファーしていたという衝撃の事実! 久住昌之原作の同名ドラマシリーズを映画化した『劇映画 孤独のグルメ』が堂々1位をマーク。主演の松重豊が自ら監督と共同脚本を務めた。共演は内田有紀、磯村勇斗、杏、オダギリジョーのほか、韓国ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが特別出演する。 長寿ドラマ「孤独のグルメ」は、食欲をそそる料理の数々と、松重演じる井之頭五郎の大胆な食べっぷりや心の声が多くの共感を呼び、国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10まで制作されてきた。劇場版では、五郎が祖父の依頼で、究極のスープのレシピを求めて世界を巡る姿を描く。 MOVIE WALKER PRESSでは、本作のジャパンプレミアや完成披露舞台挨拶などを取材。松重が本作の監督を『パラサイト 半地下の家族』(19)などで知られる韓国の名匠、ポン・ジュノにオファーしていたという驚きのエピソードも明かされた。 本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は1月9日(木)まで。 ■2位は赤楚衛二、上白石萌歌共演、HYの名曲からインスパイアされた映画『366日』 沖縄出身バンドHYの叶わぬ恋を歌った同名楽曲をモチーフにした映画『366日』が2位に。沖縄と東京の2つの都市を舞台に、20年の時を超えた純愛を描く本作は、主演を赤楚衛二が、ヒロインを上白石萌歌が、監督を『四月は君の嘘』(16)の新城毅彦が務めた。 2003年、沖縄に住む高校生の湊(赤楚)は、同じ高校の後輩、美海(上白石)と出会い、同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合う。⺟を病気で亡くした湊は、⾳楽を作るという夢をあきらめかけていたが、美海の⾔葉に背中を押されて東京の⼤学へ進学。2年後、美海も上京し、2人は東京で幸せな日々を送るも、ある日突然、湊は美海に別れを告げる。 赤楚、上白石のほか、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太らが出演。本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は1月9日(木)まで。 ■3位は人気の新進スター、ワン・イーボー主演のアクション映画『FPU ~若き勇者たち~』 「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ製作総指揮で、大ヒット時代劇「陳情令」のワン・イーボーを主演に迎えた『FPU ~若き勇者たち~』が3位にランクイン。本作は、国連平和維持警察隊「FPU」(フォームド・ポリス・ユニット)の激闘をリアルに映し出すアクション映画だ。 FPUに派遣された中国の軍人が、現地の平和を取り戻すために奮闘する姿を描く本作。『マトリックス』(99)でキアヌ・リーブスのアクションコーチを担当した武術監督出身のリー・タッチウが監督を務め、VFXに頼らない臨場感のあるアクションを作り出した。 本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は1月9日(木)まで。 ■4位は伝説の官能文学が50年の時を経て再び映画化された新生『エマニュエル』 1974年にシルヴィア・クリステル主演で映画化され、全世界を熱狂で包んだ官能文学の傑作「エマニエル夫人」を、『あのこと』(21)のオードレイ・ディヴァン監督が舞台を現代に移して撮った新生『エマニュエル』が4位。主演は『燃ゆる女の肖像』(19)や『TAR/ター』(22)のノエミ・メルランが務めた。 オーナーからの査察依頼を受けたエマニュエルは、ハイブランドのドレスをまとったセレブたちが行き交う香港の高級ホテルに滞在しながら、その裏側を調べ始める。しかし、ホテルの関係者や怪しげな宿泊客たちと交流をするなかで、彼女は“禁断の快感”へと誘われていく。 本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は1月9日(木)まで。 ■5位は猫好きに支持されそうな「猫島」のドキュメンタリー『ねこしま』 マルタ共和国の野良猫と人間が共存する“奇跡の島”「猫島」に迫ったドキュメンタリー『ねこしま』が5位。“猫の村”存続をかけて開発業者と戦う女性や、巨大な猫像を制作するアーティスト、猫に魅了されマルタに移住した女優、猫の保護活動に奮闘する少年などの姿から、マルタの猫文化を明らかにする。 本作は各国の映画祭で高い評価を受け、2022年ブラックスワン国際映画祭審査員賞、2022年スポットライト・ドキュメンタリー映画祭ゴールド・アワード、2023年ファウナ・テポストラン・アニマル・フェスティバル最優秀猫映画賞を受賞した。 以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。お正月休みも終わり、新しい年を迎えて心機一転の今日このごろ。年末年始に映画館へ足を運んだ方も、まだ“映画初め”をしてないという方も、週末はぜひ温かい映画館へ行って、お気に入りの作品を楽しんでください。 文/山崎伸子