去就はどうなる?今オフのFA宣言選手(4)Cランクなら“大争奪戦”へ
2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
山﨑福也
・投打:左投左打 ・身長/体重:188cm/95kg ・生年月日:1992年9月9日 ・経歴:日大三高 - 明治大 ・ドラフト:2014年ドラフト1位 今オフのFA市場で最大の争奪戦になり得るのが、今季自己最多の11勝を挙げた山﨑福也だ。 日大三高時代には、選抜甲子園で大会最多安打記録(13本)を樹立するなど、打者としても活躍した。明治大では2年春から主戦を担うと、3年時から大学日本代表に選出。世代屈指の左腕と高い評価を得て、2014年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団した。 ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りを果たすも、17試合の登板で3勝6敗、防御率4.53。その後もなかなか先発ローテーションへの定着できず、2019年にはリリーフに回り、36試合に登板した。 それでも、2021年には先発ローテーションに定着。22試合登板で8勝10敗、防御率3.56をマーク。さらに今季は、23試合(130回1/3)を投げ、11勝5敗、防御率3.25とキャリアハイの数字を残した。 迎えた今オフ、国内FA権を行使。補償が不要なCランクと見られており、打撃も魅力の貴重な先発左腕だけに、複数球団による争奪戦が予想されている。
ベースボールチャンネル編集部