電子チケットで食べ歩き 砺波、南砺の飲食店「グルめぐり」 気軽に購入、店の負担軽減
砺波、南砺市内の飲食店で食べ歩きを楽しむ「となみ野グルめぐり」(富山新聞社後援)は1日、71店舗が参加して始まった。従来の紙のチケットから電子チケットに今回から変更し、スマートフォンから気軽に購入できるようにした。各店舗を巡る機会を増やし、にぎわい創出につなげる。 今年は砺波市内の32店、南砺市内の39店が対象となる。チケットは5枚セットを4500円(税込み)で販売する。電子チケットに切り替えることで、店側の負担を軽減し、希望者が上限なく購入できるようにした。11、12日に「運転代行イベント」が行われ、チケット購入者限定で、運転代行料金を2千円割り引く。 各店ではチケット1枚で趣向を凝らしたメニューが味わえる。中華そばなどを提供する「おっさん食堂」(砺波市太郎丸1丁目)では、店で人気の「白醤油そば」を特別メニューにして提供する。市出身の不破亨(こう)路(じ)店主(44)は「普段の中華そばと違う風味を味わってほしい。期間中は自分でも南砺市の飲食店を巡ってみたい」と話した。 砺波商工会議所、南砺市商工会、庄川町商工会、となみ衛星通信テレビ(TST)でつくる実行委員会が主催する。11月30日までで、チケットは電子チケットアプリ「Burarin(ぶらりん)」から購入する。問い合わせは実行委=0763(22)7973=まで。