香取慎吾主演ドラマ「日本一の最低男」に草彅剛が出演!27年半ぶりテレビドラマ共演、「罠の戦争」鷲津役
フジテレビは7日、タレントの香取慎吾(47)が主演を務める連続ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(9日スタート、木曜後10・00)に「新しい地図」でともに活動する俳優の草彅剛(50)が出演すると発表した。 【写真】2人が共演した「日本一の最低男」のワンシーン 区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を、笑いあり、涙ありの完全オリジナルストーリーで描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。 香取がおよそ11年ぶりにフジテレビ連続ドラマ主演を飾ることでも話題の本作が、いよいよ9日より放送開始となるが、このたび、第1話のゲストとして草彅の出演が決定。2023年の主演ドラマ「罠の戦争」で自身が演じた主人公・鷲津亨(わしづ・とおる)に再び扮(ふん)し、香取演じる“最低男”の一平と、夢の共演を果たす。 息子を瀕死(ひんし)の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽(いんぺい)しようとする国会議員への復しゅうに燃える議員秘書・鷲津亨の姿を描いたドラマ「罠の戦争」。その最終回で、衆議院議員となった元妻・可南子の秘書として新たな人生を歩み始めた鷲津だったが、本作「日本一の最低男」でも“雛田可南子衆議院議員の政策秘書”として登場する。 一平の幼なじみで、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の議員秘書を務める真壁考次郎(安田顕)に誘われ、一平は黒岩の国政報告会に出席。区議会議員選挙への出馬をもくろむ一平は、黒岩や会合の出席者たちに顔を売るチャンスと意気込む。その席上で一平は、真壁から紹介を受け、鷲津という人物とあいさつを交わし――。区議会議員となって人生一発逆転を狙う“最低男”の一平と、頭脳明晰・冷静沈着な議員秘書の鷲津が、奇跡の初対面!好対照な2人のキャラクターがいったいどんなやりとりを繰り広げるのか、要注目だ。 現在もラジオ番組「ShinTsuyo POWER SPLASH」(bayfm)で毎週2人きりのトークを繰り広げている草彅と香取。俳優としては、映画「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」(2004年)「西遊記」(07年)、三谷幸喜氏が作・演出を手掛けた舞台「burst!~危険なふたり~」(15年 ※22年再演)などの作品で共演している。 だが意外にも2人は、グループでの出演を除くと、テレビドラマでは久しく共演する機会はなかった。最近では、草彅主演の「罠の戦争」の主題歌を「香取慎吾×SEVENTEEN」が担当したり、香取が萩本欽一のマネジャー役で出演したスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~」(24年・日本テレビ系)のナレーションを草彅が務めたりといった形でのコラボレーションはあったものの、俳優としてテレビドラマで共演するのは、草彅の初主演ドラマ「いいひと。」(1997年 カンテレ・フジテレビ系)の最終回に香取が友情出演したとき以来、なんと約27年半ぶり。本作「日本一の最低男」は、香取にとってのみならず、香取と草彅の2人にとっても、記念碑的な一作となるに違いない。 草彅は香取との共演について「楽しかったですね~。実は、僕が初めて主演を務めたドラマ『いいひと。』で、最終回に慎吾ちゃんがワンシーンだけ出てくれたんですよ。そんな懐かしいことも思い出したりしながら撮影に臨みました。安田(顕)さんや(橋本)じゅんさんとお会いできたのもうれしかったです」とコメント。「香取慎吾さん、このたびは11年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演、おめでとうございます。主題歌も慎吾ちゃんが歌うそうで、お芝居からも、歌声からも放たれる、慎吾ちゃんの周りの人をハッピーにするオーラが、世の中を元気に明るく勇気づけてくれると思うので、本当に楽しみです。たくさんのパワーが画面から飛び出してくるような、そんなすてきなドラマになることを願っています。いつもそばにいる僕からすると、本当に鼻が高いです。最後まで頑張ってください!」と“相棒”香取にエールを送った。