32年ぶりの旋風を起こすか!? 阿南光のプロ注右腕・吉岡「僕のストレートに注目してほしい」
全力プレーを貫き「光の校歌」を歌う
――いよいよセンバツも迫ってきました。最後に3人から意気込みをお願いします。 福田 父(章さん)も32年前に新野でプレーしたので、早く同じ舞台に立ちたい。僕は長打力が持ち味なので、いい場面で一本を打って自分の名前を全国に轟かせて勝利に貢献したいです。 吉岡 自分はプロを目指す中で、このセンバツにかけている部分があります。ストレートに注目してもらえればうれしい。チームとしては対戦相手の研究をしっかりして、1試合1試合失点を少なく防御率に一番こだわって、勝って校歌を歌いたいです。 井坂 チームの第一目標は勝って校歌を歌うことなので、自分の最善を尽くしてチームが勝てるようにしたい。このチームは中学校時代からのチームメイトも多く、上下関係もなく仲が良く、絆がしっかりしているのが強み。みんなつなぐ意識が高く、場面によって求められる役割を果たしていくことも心がけています。地域の皆さんはいつも声をかけて頂いているので、応援してくださる方のために全力プレーで恩返ししたいです。 3月8日に行われた組み合わせ抽選会の結果、阿南光は大会2日目の第1試合、昨秋東海地区大会王者の豊川(愛知)と初戦で対戦することになった。高知を明治神宮大会で下した強豪に対し、彼らは32年前と同じく地域の大声援を背に「光の校歌」を響かせる闘いに挑む。 (聞き手・寺下友徳)