校外学習中の生徒ら乗せたバスが炎上、少なくとも23人死亡 タイ
タイの首都バンコク郊外で1日、40人以上を乗せたスクールバスが炎上し、少なくとも23人が死亡した。 救助隊が共有した映像では、小学生と教師40人以上を乗せたバスが炎上する様子が映っていた。 鑑識によると遺体23体のうち、11体が男性で、7体が女性だった。5体の性別はすぐには判定できなかったという。 副首相は、警察側に検死と身元確認を急ぐよう要請したと述べた。 アヌティン副首相 「身元が確認され次第、遺体は葬儀のため故郷に返すべきだ」 運輸相は生徒16人と教師3人が救出され、治療のため病院に搬送されたと発表。事故の原因は調査中だとした。 警察によると、目撃者らは炎が「非常に急速に」上がったと話しており、タイヤの火花が車両のガスタンクに引火し、爆発が起きたとみている。 ペートンタン首相は、生徒らがバンコクから北に250キロほど離れたウタイターニー県から校外学習に来ていたと述べた。ソーシャルメディアに「母親として、遺族に心からお悔やみ申し上げる」と投稿した。
