好調の鈴木誠也が走塁時に右脇腹を痛めていた…カブスが10日間の負傷者リスト入り発表
カブスは15日(日本時間16日)、鈴木誠也外野手が右腹斜筋挫傷で10日間の故障者リストに入ったことを発表した。外野手のアレクサンダー・カナリオが代わりに昇格した。 開幕から好調を維持してきた鈴木の体に異変が起きたのは、前日14日の敵地でのマリナーズ戦の8回1死から回ってきた第4打席後だった。サードゴロで一塁へ走っている最中に右脇腹に違和感を感じたと、地元シカゴのメディアに話している。 鈴木は昨季、キャンプ中に脇腹を痛め、WBCの参加を断念し、シーズン出遅れの原因になっていた。この時は打撃での負傷だったため、今回とは反対の左腹斜筋挫傷だった。地元記者には「前回のような深刻なものではない。同じところをケガしないように努めているところ」と話している。前回の左脇腹は2月下旬に痛め、マイナーでの復帰戦は4月上旬だった。 メジャー3年目、今季の鈴木は開幕から好調で15試合に出場し3本塁打を含む59打数18安打、13打点。打率3割5厘でチームをけん引していた。それだけに、カブスとしても痛い離脱となった。
報知新聞社