金山の歴史知って 石と賢治のミュージアム 一関・東山 標本や採掘用具 展示
一関市東山町の石と賢治のミュージアム(菅原淳館長)で、国内や県内の金鉱床の標本や金山で使われた採掘用具などを展示する「岩手・宮城の金山展」が開かれ、来場者の関心を集めている。10月14日まで。 企画展は平泉町と陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、涌谷町で構成する日本遺産「みちのくGOLD浪漫」推進協議会が共催。鹿折金山資料館(気仙沼市)と蒲田理さん(北上市立博物館研究員)、畠山篤雄さん(一関市教委文化財課)が協力し、国内や県内の金鉱床の標本をはじめ砂鉄の採集道具、金鉱石の採掘用具、水銀を使った製錬用具、明治時代の鹿折金山の様子を撮影した写真、県内や東磐井の金山・鉱山の分布を表した地図、説明用の資料やパネルを含め約80点を展示した。 ミュージアムの開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。問い合わせは同ミュージアム=0191(47)3655=へ。