【在職定時改定制度】老齢厚生年金の受給者が「厚生年金」に加入して働くと「年に1回」年金が増えるが注意点も!
まとめにかえて
在職定時改正制度により、老齢厚生年金を受給しながら厚生年金保険に加入して働いた場合、在職中でも年に1度、年金額が改正されます。 厚生年金加入実績が毎年年金額に反映されるようになるため、働いたことで年金額を増額できたことを実感しやすいです。 給与が高額なほど老齢厚生年金額も多く増額できますが、在職老齢年金制度により、年金月額と給与の合計額が50万円を超えると年金額の一部または全部が支給停止になります。 働いた結果、年金額が減らされることのないように、勤務スタイルを調整しましょう。
参考資料
・総務省統計局の「労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)平均結果」 ・日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」 ・日本年金機構「令和4年4月から在職定時改定制度が導入されました」
木内 菜穂子