戦力的には清水が頭ひとつ抜けている

恒例のちばぎんカップでは、J１の柏に２－１で勝利した千葉。仕上がりは良さそうだ。写真：永島裕基

　2024シーズンのJリーグ開幕が間近に迫る。今季も熱いバトルでファン・サポーターを楽しませてくれるはず。本稿では、現役時代はガンバ大阪の全盛期を支え、日本代表でも長く活躍した加地亮氏に、J２リーグの順位を予想してもらった。 【PHOTO】遂に今週開幕！Ｊリーグが2024年開幕PRイベントを開催！ ――◆――◆―― 　今季も戦力的には清水が頭ひとつ抜けている。ただ、それでも昨季に昇格が果たせなかったように、どこが昇格を掴み取るのか、正直予想するのが難しいが、継続路線のチームを上位にした。 　小林監督２年目の千葉はその上積みに加え、横山ら的確な戦力補強を行なっている。昨季は序盤に躓いたため、スタートダッシュができれば勢いに乗りそう。清水は得点源だったチアゴ・サンタナの穴をしっかり埋められれば...。 　四方田監督が続投し、CBやボランチの主力も残留した横浜FCは安定した戦いができそう。成長株の森やベテラン福森の獲得も大きいはず。注目は岡山で、各セクションに即戦力を加えた点から昇格への本気度が窺える。一方で、堅守速攻を支えてきた複数の主力が移籍した秋田は苦戦を強いられるか。 ●加地氏のJ２順位予想 １位 千葉 ２位 清水 ―▲J１自動昇格圏内― ３位 横浜FC ４位 山形 ５位 岡山 ６位 甲府 ―▲プレーオフ出場圏内― ７位 大分 ８位 仙台 ９位 長崎 10位 徳島 11位 水戸 12位 群馬 13位 熊本 14位 いわき 15位 愛媛 16位 栃木 17位 藤枝 ―▼J３自動降格圏内― 18位 鹿児島 19位 秋田 20位 山口 構成●サッカーダイジェスト編集部 ※サッカーダイジェスト 2024年３月号から転載。一部加筆修正あり。