「何の役にも立たない」“リバプール抹消”で騒然とさせたヌニェス、SNSとの向き合い方を説く。クロップ監督の男気秘話も
リバプール関連の写真を全て削除
世間を騒然とさせたリバプールのダルウィン・ヌニェスが、SNSとの向き合い方を語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。 【動画】花道を通るクロップ。その時、ヌニェスは…話題沸騰のシーン 24歳のウルグアイ代表FWは、5月5日に開催されたトッテナム戦(4-2)の翌日、インスタグラムの投稿から、リバプール関連の写真を全て削除。突然の行動は瞬く間に話題となり、取り沙汰されているバルセロナ移籍の布石とも報じられた。 “リバプール抹消”の記憶がまだ新しいなか、ヌニェスは「引退するまで批判する人は必ずいる。以前はその人たちのことをよく見ていたし、影響も受けた。彼らは僕に全てを伝えてくる。でもそんなものは何の役にも立たないから、無視するようにした」と固い決意を示した。 「SNSのネガティブなコメントは絶対に見ない。少なくとも今は、ポジティブなものも含めて何も見ないようにしている。もしプレーが上手くいかなければ、家族に頼るんだ。自分にとって悪い結果になった時は熱くなるけど、家族と一緒に笑って、息子には怒りを見せないようにしているよ」 新たに9番を背負った今季、プレミアリーグで11ゴールを挙げたヌニェスは、3月2日のノッティンガム・フォレスト戦(1-0)では、90+9分に値千金の決勝点を奪った。この記憶に残る一戦において、相手サポーターからは罵声を浴びていたようだ。 ただ、英語が得意ではない自身は否応なしにスルーできた一方で、激怒したユルゲン・クロップ監督の姿が印象に残っているという。 「あの試合では、ノッティンガムのファンが僕に向かって歌っていたんだ。でも幸い、何も理解できなかったよ。結局、僕はゴールを決めた。そしてロッカールームでは(クロップ監督が)『クソくらえ』と言ったんだ」 見えない相手を含め、様々な敵と戦うヌニェス。立ち向かう勇気のみならず、徹底的に無視する覚悟も必要だと感じているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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